マテリアルベースのゲーム制作ブログです。
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決められたカリキュラムを淡々とこなすだけのつまらない毎日。
そんな中で与えられた一台の携帯電話。
「あなたは誰ですか?」
これは・・・、≪自由≫の物語。
Tears Lab. さん制作のSFノベル『Sweet Curriculum』をプレイしました。
ネタバレ防止のため感想は下記に反転します。
先に紹介動画を見てたのですがまさかウインドウもケータイサイズだとは!
ここにまず驚きました。
しかもスマホのグラフィックが素晴らしすぎる。
質感もありまるでケータイメーカーの商品紹介ページにある画像のようでした。
ただそれ故に少し気になったのが、トーヤがシイナの充電大丈夫かと言うシーンがあって
やはり会話的に充電の残量に目が行くわけですね。
充電残量のメーターは変動がなく充電しなくても大丈夫そうだったので
せっかくこれだけ完成度が高いグラフィックなので差分があれば
この何気ないふたりの気遣いも込めた会話ももっと引き立ったんだじゃないかなーと。
テーマは制作に関してはメールでのやりとりなのですが
作品としては『自由とは何か』という大きなもの。
大きいけども、人が生きていく中で必ずぶち当たる壁だと思います。
沙霧さんのこの問いかけにトーヤとシイナは意見を交わし試行錯誤するのですが
そんなふたりと一緒にプレイしている私自身も
『自由とは…?』と一緒になってぐるぐると思考をめぐらせていました。
選択肢はなく、1本道なシナリオなのですが
同じ立場に立ち同じように考えていける過程がありそこが良いなと思いました。
でも私自身答えは出なくて、トーヤとシイナの方がよっぽど立派だなぁと(苦笑)
施設自体はきっと世界に比べると36Fみたいな場所。
毎日カリキュラムを与えられそれをこなしていくだけで困ることもない。
施設を出、自由を手に入れたふたりはこれから辛く苦しいこともたくさんあると思うけど
それでも考え選択して自分たちで道を切り開いていく力があると感じられました!
佐田さん原案のコトノハさんのシナリオ、深黎さんのグラフィック
どれもが上手く合わさりひとつの大きな世界を創り上げた作品でした!
Sweet Curriculumのダウンロードはこちらから!
フリゲ感想第3回 綾野ゆう
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